目的来るべき超少子高齢化社会に向けて，我が国では，技能伝承問題や高齢者向けサービス等への取り組みが急務である．また，コロナ禍時におけるオンライン化の流れを止めることなく，SDGsやSociety5.0の実現に向けて，日本の科学技術や文化・芸術の世界発信や様々な地域課題をオンラインだけでなく現地でも有効活用するための取り組みも急務である．一方でVR/AR/MRなどのxR技術の発展も目覚ましく，芸術分野をはじめ広い分野で応用され始めた。そこで本委員会では，xR技術に着目し，人文，芸術，教育，スポーツ，エンターテインメント，医療福祉，観光，産業といった様々な分野の専門家がコラボレーションすることで，人間の知覚，認知，行動，技能を解明し，全身動作や感覚呈示を低コストかつ高臨場に知覚可能にし，さらには実空間とバーチャル空間を融合した複合現実空間において，時空間の壁を越えた効果的・効率的なモノ・コトの五感センシング，マイニング，モデリング，レンダリング，インタラクション，訓練・伝承法や，新たな活用法等といった，知・技の解明と伝承，実応用化をxR技術により目指す協同研究を行うことを目的とする．
調査検討事項①知・技の解明・・・モノ・コトおよび，それらに関わるヒトの知覚，認知，運動，技術，技能の五感センシング， マイニング，モデリング技術と応用システムに関する研究
②低コストかつ高臨場な全身動作および全身感覚の知覚・・・全身動作および全身感覚をともなう低コストかつ高臨場に知覚可能なVR/AR/MR等のxRインタフェースに関する研究
③知・技の複合現実型実応用・・・複合現実感技術を用いた知・技の実応用システムについて研究
④その他関連事項
調査期間・第一期 令和6年（2024年）7月～令和8年（2026年）6月
・（旧）第四期 令和4年（2022年）7月～令和6年（2024年）6月
・（旧）第三期 令和2年（2020年）7月～令和4年（2022年）6月
・（旧）第二期 平成30年（2018年）7月～令和2年（2020年）6月
・（旧）第一期 平成28年（2016年）7月～平成30年（2018年）6月
活動予定・委員会開催 ３回程度／年（開催地は毎回変える）
・上記委員会と併せて適宜見学会を開催する
報告形態・研究会，部門大会企画セッションでの発表
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